『ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは 』と在原業平が詠んだという紅葉の名所・竜田川に出かけてみたのですが・・・まぁ~寂しいものです。
その昔、川を流れる紅葉の色が由来と言われている「竜田揚げ」の片鱗も伺うことができません。 頭の中では「紅葉の木が川の両側を延々と紅く染めている・・・」なんて妄想が広がっていたのですが、見事に裏切られてしまいました。
まあ、よく考えてみれば、子供の頃からこのあたりを何度と無く通っているのですが、そういう記憶は無かったですものねぇ。ガイドブックよりも子供の頃の記憶が正しかったということでしょうか!?
周囲に住宅が増えたことや護岸工事で川の景観整備をしたことが、かえってこういう状況を作りだしているのかもしれませんが・・・。
ま、この日最初の「ノックアウトパンチ」をくらったというところでしょうか...。