廓跡

廓跡_1
先日の『祭り写真』掲載の後、郡山・奈良写真に戻そうと思ったのですが、何故かその時の写真が手振れ・ピンボケ量産状態でしたので、ほとんどを消してしまいました。

それだからと言うのではないのですが、またまた大和郡山に出かける用があったもので、子供の頃よく遊んでいたところを歩いてみようと少しだけ寄り道をしてみました。

いかにも古ぼけた家屋の写真(敢えて古そうに見せたかったのでモノクロ演出つき)なのですが、この建物、昔は「遊郭」だったそうです。 細かい格子・・・わかります!?
(レンズの収差で少し傾いて見えますが、実物は傾いていませんので。念のために)

おおさか小僧が子供の頃はこのあたりはこういう家がずら~~~っとあったと記憶していたのですが(←いえ、街中のほんの一角ではあったのですけれど)。
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廓跡_2
どうやら今は数件だけしか、こういう建物は残っていないようです。 この通りの右の奥の方も、通りの左側なんかず~~~っと細かい格子がはまった家が並んでいたと思うのですが、今は完璧に普通の住宅街になってしまっていました。

維持していくのも大変だったのでしょうが、頭の中にある自分の田舎の景色が変わっているのってやっぱり少し寂しいものがありますね。 時が流れている証ではあるのでしょうが。まあ、それだけ年をとったということなんですね。

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