[Z1、1/250秒、F5.6、ISO50]
[Z1、1/200秒、F5.6、ISO50]
[Z1、1/500秒、F6.3、ISO100]
お尻が無い川・・・つまり河口が無い川ということでしょうか?
でも写真を見ていただいてもお分かりいただけるように、そこそこ大きな船が海から入ってきています。
そうです。大阪湾はもうすぐそこなのです。
何でもこの尻無川、昔はもっと長い川だったとか・・・。
一番上の写真は、大阪ドームのすぐ近くなのですが、現在の尻無川の始点はこの辺りです。
その上流は木津川(京都の木津川ではなく、大阪の木津川です)からの運河がつながっているので、
「そのあたりから分岐したのかな」と思っていたのですが、昔々は、大阪ドームの場所を流れて、始点はもう少し上流にあったそうです。
つまりは「埋め立てられて短くなった川」、ということです。「尻無川」ではなくて「頭無川」のようですね。
因みに、写真の船は管理人の知る限り、何ヶ月もそこにあります。他人の話によると何年もあるとか。捨ててあるのでしょうか・・・?
この尻無川には現在でも『 渡船 』が残っています。昔は「渡し」と呼ばれていたものです。
今、実際に渡ってみると1分程度の時間で渡れるのでですが、15分に1回程度の往復船なので待ち時間のほうが永かったりして...。でも昔は結構時間がかかったんでしょうね、川の流れもありますし。
この渡船、『 甚兵衛渡船場(じんべえとせんじょう) 』というところから出ています。
大阪には現在でも8箇所の渡船場が残っているそうですので、機会があれば、また他の渡船場もご紹介しようと思います。