黄檗山万福寺を諦めたので、帰阪する途中の乗換駅、中書島で降りて、少しばかり伏見の町を歩いてきました。
で、この建物がかの有名な『寺田屋』さん。そう、坂本竜馬とお竜さんの出会いの宿、って言ってもいやらしいものではなくて、風呂を使っていたお竜さんが坂本竜馬を夜襲に来た刺客の気配を察して裸のまま二階に駆け上がり、坂本竜馬に急場を知らせたという旅籠・・・やっぱりちょっといやらしいかな?・・・。
ま、詳しくは色々と小説や解説本も出ているので調べてください。私も記憶違いをしているかもしれませんし。因みにお竜さんは「おりょうさん」だったと思います。
この寺田屋さん、現在でも旅館をそのまま経営されていると以前聞いた覚えがあるのですが、あまり定かではありません。
拝観料を払っていろいろ見学させてもらえるみたいですけれど...。
それと、万福寺まではデジタルカメラを持っていたのですが、ここでフィルムカメラに持ち替えました。まだまだフィルムで上手く色を出せないのが歯痒いところなのですが、デジタルカメラだとどうも派手派手になってしまって、最近は少ししんどく思うことがあります。
写り的にも色的にも今は絶対的にデジタルカメラの時代だと思いますし、色を引き出す苦労も、現像等々のコストも、スキャナーで取り込む手間も要らなくて本当に便利なのですが、時々「目が痛いなぁ」と思うことがあるんです。
その点、写らないというか、写りきらないフィルムカメラの絵が何だか良いなぁ~と思えたりして・・・まあ、勝手な思い込みなんですが。
ということで、「伏見散歩」はフィルム絵で載せていきたいと思います。
あまりにも暑い午後だったので、それほど掲載点数は多くならないですけれど。
そうそう、坂本竜馬といえば、この近くの通りが「竜馬通り」と名づけられていました。
なかなかに商魂逞しいですよ、京都の人も。