漸く雨があがりました。
台風21号が日本列島に強い雨と風で被害を出して通り過ぎていきました。写真は前回、雨の中で撮影した場所とほぼ同じ場所・同じ方向を向いて撮影しました。
本当は『台風が去って、快晴がやってきました!』と言いたかったのですが、今のところ、全く快晴とはほど遠い状況のままです。台風が過ぎ去ってからそれ程時間が経っていないということもあるのでしょうが、朝は雨こそあがっていましたが分厚い雲が空を覆っていました。
昼近くになって青空が少し出るタイミングもありましたが、この写真のように太陽の光はとても淡く力が弱く・・・決してお天気の回復を諸手を挙げて喜ぶというところまではいきませんでした。
今回の台風は大阪にも大きな爪痕を残しました。
大阪ではここ何年も台風での被害が出ることは無かったように記憶しています。勿論無いわけでは無かったのでしょうが、何故か台風が大阪の近くを通っても、雨も、風も、然程の被害を残すことはありませんでした。我が家のベランダの灯油タンクは何度か暴れ回るということが、今回同様にありましたけれど。
でも今回は大阪でも亡くなる方まで出てしまう被害を残して去って行きました。誰が普段走っている道路が、車を呑み込んでしまうほどの川底に変わるなんて考えたでしょう。自分のブログで「長雨が嫌だ!」なんて愚痴っているレベルではありませんでした。申し訳ないです。
改めて、亡くなられた方のご冥福を願いたいと思います。
自然の力は人智を越えている!
と、昔から言われていることなのですが、改めて今回はそのことを考えさせられました。自分自身、あまりにも平和に、台風等の自然災害から少し離れていた大阪にいて、そう思い、そう考えるということがどこか薄れていたのだと思います。
・台風が来たら、水のそばには近づかない。
・危険だと思われる時は、すぐに逃げる。
当たり前のことですが、改めて心に刻んでおかなければいけないなと今回思いました。それは車に乗っていても同じなのだとも今回知りましたから尚更に。
電気制御の部分が多くなった今の自動車は、もしかしたら水につかると窓も開かない、ドアもロック解除できないということになるのかもしれません。逃げたくても逃げられない。
昔は「ドアが開かなければ窓をハンドルを回して開けて・・・」とか、「完全に車が沈んだら水圧の影響が少なくなるのでドアが開く・・・」とか、聞いたものですが、今の自動車はそういうことが出来ない構造になってしまっているのかも・・・素人考えですが。
便利になったが故に、危険の中に身を置いているかも・・・ありがちなことではないでしょうか。