壺阪寺を後にして高取城趾へと向かいます。
ガイドブック片手に歩き出したのですが、てっきりハイキングコースと思っていたら、思いっきり「車道」だったのでビックリです。 途中『五百羅漢』へのハイキングコースがあったのでそちらの方へ入ってみたのですが、少し入っただけで急な上り坂。 正直、「やられた」と思ったのですが引き返すのも癪だったのでがんばってみることにしました。
でも・・・、10分程度の上り坂で息は絶え絶え! 汗は噴き出しっぱなし! 運動不足です。 漸く辿り着いた『五百羅漢』の写真も何枚か撮ったのですが、息があがっていた為か、どうにもピンぼけ多数・・・。 おまけに岩の表面に掘られた『五百羅漢』は、起伏がはっきりしていなくって私の腕ではとても手に負えません。 降参です。
さらには「アブ」の襲撃まであって、早々に退散することにしました。 この時、道をちょっと間違えてしまった為に、早々に元の車道へと戻ってしまったのですが、また『五百羅漢』まで戻るのも嫌なのでそのままテクテクと進むことに。 緩くてなが~い上り坂で何となく朦朧としかけた頃、漸くこの矢印を見つけることができました!!
「やっと着いた!」・・・・そう思ったのは間違いでした。
この後出現した上り坂(←「登り坂」の方が断然正解!!)は、そう、まさに水平方向に50mぐらいの距離なのですが、その間に移動する垂直方向の距離も恐らく50mぐらいか、それ以上というとびきりの強烈なもの!!
最初に現れた「壺阪口門跡(?ちょっと記憶が・・・)」に辿り着いた時にはもう肩で息をするしかありませんでした。 いや~、本当にきつかった。
昔の人は本当にこんなところを登城したのだろうか・・・なんてこの時は思っていたのですが、まだまだ強敵はこの後にも控えていました。
おまけに先程の矢印を過ぎた所に掲示されていた警告。
1.スズメバチが襲撃することがあります。
2.毒蛇が出現することがあります。
3.雑草で道がはっきりしなくなることがあります。」
・・・・・・・どう注意したらいいのだ!?
ま、今こうやって写真をアップしていますので、スズメバチにも毒蛇にも襲われなかったということなのですが、正直この時は少しビビってしまいました。
というわけで、この後結構「石写真」続きます(と、思います)。ハイ。