美山・かやぶきの里

美山・かやぶきの里_1

以前から「一度写真を撮りに出かけたい!」と思っていた京都・美山に出かけてきました。

人出が多いのは予想出来ていましたから、イメージするような写真が撮れるとは到底思っていなかったのですが、静かな季節に再チャレンジをするにしても、一度どういうところか見てみたいという気持ちで出かけてきました。

で、結果はというと、
確かに私が普段生活している大阪市内などでは決して見ることが出来ない、「日本の原風景」と自賛されているような景色をみることはできました。

でもね・・・頭の中のイメージが膨らみすぎていたのでしょうか、何だかとてもショボく感じてしまったんです。

そう、私の頭の中では、かやぶきの家々が、谷一面を埋め尽くす・・・的な、とても圧倒されるような景色になっていたのですが、上の写真を見ていただければわかるように、確かに相当数のかやぶきの家々はあるのですが、その中に普通の瓦屋根の家も混じっていたりして。
当然と言えば、当然ですよね。数十年に一度、屋根を吹き直さなければいけないかやぶきの家は、現在においてはとても非効率で、金食い虫。それはわかっていたはずなのですが・・・。

美山・かやぶきの里_2

それこそ、人出が少ない時期に、1日をかけてじっくり写真撮影したら、見た目には雰囲気のあるものが撮れるのかもしれません。
でも、頭の中では「やっぱり、違うね!?」って思うだろう自分がこの時点で存在します。
しばらく写真だけを目的に出かけることがなかったので、感覚がさびてしまっているのでしょうか。普通に、写真に然程興味のない人・・・ぐらいの感覚になっている自分に少し驚きです。

あれほど、この美山に来たかった自分は、本当は何が撮りたかったのか?
上手に撮られた写真の掲載された雑誌を見て、自分もただただマネをしたかっただけなのか。
ほんと、ミ~ハ~な自分を再認識させられてしまいました。
勿論、決してこの美山の景色が悪い訳ではないのですけれど。

次回・・・あるかな~~?

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